坂の上の雲ミュージアムの設計者・安藤忠雄氏は「未来を担うこどもたちに本に親しんでもらいたい」という強い思いから、各地にこども向け図書施設を寄附しており、2025年7月「こども本の森 松山」が新たにオープンしました。 場所は坂の上の雲ミュージアムの前庭にあり、本館の2階とブリッジでつながっています。書籍数は4000〜5000冊、貸し出しは行わず、滞在してゆっくりと本を読み、親しむことを目的としています。 こどもたちがいろんな本と出会い、本を楽しみ、本から新しい発見をし、『坂の上の雲』の主人公たちのように「なりたい自分」を見つけ、未来への夢や希望、想像を膨らませてほしい。 「こども本の森 松山」には、いつまでも変わらずにある、こどもたちの“お気に入りの場所”になるように、という願いが込められています。 県都松山の陸の玄関口であるＪＲ松山駅周辺地区では、広域の交通拠点として、賑わいのある魅力的な集客スポットとなるよう、まちづくりを進めています。 令和6年秋に鉄道が高架化され、西口からも駅へ出入りできるようになりました。高架下には商業エリア「JR松山駅だんだん通り」が開業。ＪＲ松山駅は、愛媛の人やモノ、文化や経験など様々な要素が織り交ざり、愛媛がぎゅっと詰まった、より深く愛媛を知るための新たな玄関口に。さらに、駅前の広場や周辺施設の計画も進められるなど、ますます愛媛の顔にふさわしいエリアに生まれ変わろうとしています。 松山市総合コミュニティセンターこども館の南側に、新しく芝生の広場が誕生しました。 こども館は、コスモシアターと一体となった建物で、こどもたちが忘れがちになっている“遊び”を通して、自由な発想の中で「豊かな心をもつ人づくり」の推進を目的とした施設です。芝生の広場には、クッション性のある人工芝が敷き詰められ、こどもたちが裸足で思いっきり遊べます。登ったり滑ったりできる築山や、パラソル付きのテーブルベンチ、ボタンを押すと出るミストシャワーもあります。 こども館には大型の室内遊具がたくさん設置されています。室内は冷暖房も完備されています。 当日参加ＯＫのイベントや体験教室も開かれ、ファミリーでのおでかけにぴったりのスポットです。こども館屋外南側にある芝生の広場JR松山駅西口JR松山駅だんだん通りイメージ図提供：安藤忠雄建築研究所JR松山駅周辺もただいま進化中！「ふるさと」をようけ詰めて送るけん松山市総合コミュニティセンターに芝生の広場が誕生こどもたちの“お気に入りの場所”に。「こども本の森 松山」
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